これから名古屋に向かいます。
J1リーグ戦30試合を終えて、アビスパは崖っぷちから突き落とされそうになっている。
ホームの神戸戦でも力の差をまざまざと見せつけられた。
この試合は今シーズン初めてバックスタンドから見ていた。
初めてレベスタに訪れる友人夫婦と見ていた試合は、
立ち上がりの良さが時間が経つにつれて神戸に崩されていく様が
はっきりとわかり、とても心苦しい試合だった。
4点目が取られてからは、席を立つ観客が目立ち、
何とか一点を取ろうとするアビスパをあざ笑うかのように
神戸はカウンターを繰り出してきたが、GKボムヨンは
何度も絶望的な1対1を防いで見せた。
そして終了間際の坂田のゴール。
試合終了後、ゴール裏のサポーターからは
どんなに苦しい時でも
心の中にいつもいる
LaLaLa… いつも俺たちは歌う
福岡 俺たちはここで産まれ
アビスパ 俺たちは君と生きる
という、アビスパへの愛を歌う応援歌が、
ずっと選手たちへ送られていた。
もしゴール裏に居たら、涙を流しながら歌っていただろう。
たとえJ2に降格しても、アビスパへの愛は変わらない。
だけど、まだ可能性は残っている。
ならば、最後まであきらめずに応援し続けよう。
31節、アビスパは「降格決定の可能性がある」と言われる試合に挑む。
そうやって煽られれば煽られるほど、闘志が湧いてくる。
恐れず、諦めず、立ち向かおう。
神戸戦の試合開始前、ピッチを駆け回っていたスクール生達の、
心にアビスパがずっとずっと輝いていられるように。
簡単に諦めてたまるか。