この日も35℃を越えた神戸。
全国高校総体3回戦、いぶきの森にやってきました。
第1試合は鳥取県代表米子北高校が、
高知県代表明徳義塾高校を破って8強入り。
第2試合は、熊本県代表大津高校と、
東京第一代表関東第一の激突。
普段は「打倒大津!」の立場ですが、
全国の舞台で躍動する大津イレブンを素直に応援しようと思います。
関東第一は東京から部員や多くの保護者が駆けつけ、
ピッチ脇から声援を送ります。
試合が始まって少し経つと、九州内では無双を誇る一美和成の
キープが上手くいかないことに気づきます。
関東第一の一美くんへの徹底マークと、一美くんに当てた後の対応が早く、
一美くんにキープをさせず、セカンドボールも拾わせません。
大津の最終ラインには野田裕喜と眞鍋旭輝(ひかる)のCBコンビが立ちはだかり、
関東第一の攻撃を潰します。
互いにビルドアップを志向する中で最前線が潰され、ボランチと、
そこから配給される両サイドの攻防は激しさを増します。
一進一退の展開のまま前半は進み、30分。
ゴール前のこぼれ球を吉武くんが繋ぎ、押し込んだのは12番秋永くん。
全国大会でポジションを掴んだ3年生が生んだ先制点。
関東第一も最終ラインを飛び出しゴールネットを
揺らすもののオフサイド。1-0で前半を折り返します。
後半。
前半と変わらず一美くんに入るボールが収まらず拾えず、
関東第一がボールを持つ時間が増えていき、
シュートまで持っていくように。
そして後半7分、左からのクロスを9番鈴木隼平くんが決めて同点。
攻めあぐねる大津は秋永くんに代えて左SB山田くんを投入。
さらに15番石坂くんを下げ8番河田くんを投入。
原岡くんを左SHに、杉山君を右SHに代えて反撃を試みますが、
ここで大津にアクシデント。
接触プレーで足首を痛めた野田君がプレー続行不可能に。
そして後半18分。左サイドから上がったクロス。
飛び込んだのはまたも鈴木隼平。
ダイビングヘッドで大津ゴールを揺らし、関東第一逆転。
観覧席まで焦りが伝わる大津。
後半25分にはエリア内でハンドを取られPKの判定。
GK前田君は反応したものの、
鈴木くんにハットトリックとなるゴールを許し1-3。
4分後にはカウンターから真ん中を割られ、
難なく決めた11番岡崎君は歓喜の遊覧飛行。
1-4。
準々決勝からは3年生が応援に駆け付ける予定だという大津。
目の前に広がる「まさか」の光景。
それでも観覧席は諦めず、保護者からは懸命の声援が飛びます。
酷暑の中で最後まで大津イレブンはゴールを目指しましたが、
前線へのボールは、関東第一の最後まで途切れなかった出足と
集中力によって精度を欠き…
後半大津に許したシュートは2本。
関東一高がベスト8の椅子を掴みました。
激戦区の東京を勝ち抜いてきた関東第一の力に脱帽です。
会心の試合を見せた彼らの飛躍の夏はどこまで続くのか。
準々決勝では広島皆実に挑みます。
熊本の総体で、大津に敗れてきた者たちの涙を見てきたので、
この敗戦劇にはいろいろな想いがよぎります。
一人一人が看板となるポテンシャルを秘めた大津の選手たち。
この敗戦を糧としてさらに強くなることを願っています。
この夏はまだ通過点。
秋に、そして、2020年に。
君たちが躍動する姿を、楽しみにしています。
ひとまず、お疲れ様でした。
そして、上を目指してもっと頑張ろう。
全国高校総体3回戦、いぶきの森にやってきました。
第1試合は鳥取県代表米子北高校が、
高知県代表明徳義塾高校を破って8強入り。
第2試合は、熊本県代表大津高校と、
東京第一代表関東第一の激突。
普段は「打倒大津!」の立場ですが、
全国の舞台で躍動する大津イレブンを素直に応援しようと思います。
関東第一は東京から部員や多くの保護者が駆けつけ、
ピッチ脇から声援を送ります。
試合が始まって少し経つと、九州内では無双を誇る一美和成の
キープが上手くいかないことに気づきます。
関東第一の一美くんへの徹底マークと、一美くんに当てた後の対応が早く、
一美くんにキープをさせず、セカンドボールも拾わせません。
大津の最終ラインには野田裕喜と眞鍋旭輝(ひかる)のCBコンビが立ちはだかり、
関東第一の攻撃を潰します。
互いにビルドアップを志向する中で最前線が潰され、ボランチと、
そこから配給される両サイドの攻防は激しさを増します。
一進一退の展開のまま前半は進み、30分。
ゴール前のこぼれ球を吉武くんが繋ぎ、押し込んだのは12番秋永くん。
全国大会でポジションを掴んだ3年生が生んだ先制点。
関東第一も最終ラインを飛び出しゴールネットを
揺らすもののオフサイド。1-0で前半を折り返します。
後半。
前半と変わらず一美くんに入るボールが収まらず拾えず、
関東第一がボールを持つ時間が増えていき、
シュートまで持っていくように。
そして後半7分、左からのクロスを9番鈴木隼平くんが決めて同点。
攻めあぐねる大津は秋永くんに代えて左SB山田くんを投入。
さらに15番石坂くんを下げ8番河田くんを投入。
原岡くんを左SHに、杉山君を右SHに代えて反撃を試みますが、
ここで大津にアクシデント。
接触プレーで足首を痛めた野田君がプレー続行不可能に。
そして後半18分。左サイドから上がったクロス。
飛び込んだのはまたも鈴木隼平。
ダイビングヘッドで大津ゴールを揺らし、関東第一逆転。
観覧席まで焦りが伝わる大津。
後半25分にはエリア内でハンドを取られPKの判定。
GK前田君は反応したものの、
鈴木くんにハットトリックとなるゴールを許し1-3。
4分後にはカウンターから真ん中を割られ、
難なく決めた11番岡崎君は歓喜の遊覧飛行。
1-4。
準々決勝からは3年生が応援に駆け付ける予定だという大津。
目の前に広がる「まさか」の光景。
それでも観覧席は諦めず、保護者からは懸命の声援が飛びます。
酷暑の中で最後まで大津イレブンはゴールを目指しましたが、
前線へのボールは、関東第一の最後まで途切れなかった出足と
集中力によって精度を欠き…
後半大津に許したシュートは2本。
関東一高がベスト8の椅子を掴みました。
激戦区の東京を勝ち抜いてきた関東第一の力に脱帽です。
会心の試合を見せた彼らの飛躍の夏はどこまで続くのか。
準々決勝では広島皆実に挑みます。
熊本の総体で、大津に敗れてきた者たちの涙を見てきたので、
この敗戦劇にはいろいろな想いがよぎります。
一人一人が看板となるポテンシャルを秘めた大津の選手たち。
この敗戦を糧としてさらに強くなることを願っています。
この夏はまだ通過点。
秋に、そして、2020年に。
君たちが躍動する姿を、楽しみにしています。
ひとまず、お疲れ様でした。
そして、上を目指してもっと頑張ろう。