先日、のべ10か月に渡った鳥栖店での勤務と、
鳥栖市民アビスパサポーターという、
レアすぎるステータスが終了しました。
昨年の3月、新規オープンの鳥栖店への1か月レンタルを命じられ、
「鳥栖店に異動になったのでこれからはサガン鳥栖を応援しますwww」
何年もの間、エイプリルフールになるたびに言い続けていたネタが、
現実になってしまうという運命の悪戯。
職場は非常に良い環境だったものの、
市役所に行けば職員さんの下げているネームプレートの
ストラップの色が水色とピンクだったり、
市内には普通にラッピングバスが走っていたり、
スタッフとサッカーの話になると当然のようにサガン鳥栖の話になるし。
アビスパの仲間に「カッチャン今どこにいるの?」と聞かれ
「鳥栖です」と言うと、後ずさりされたり(笑)
アウェイの街に生きるってこういうことか、と
苦笑いを浮かべる日々。
1か月レンタルのはずが完全移籍となり、気づけばそこで店長へ。
毎日、鳥栖のフラッグや幟を目にする苦行の日常のなかで、
サガン鳥栖の鬼トレで有名になった朝日山を、
実際に走ってみてプロ選手の体力に驚嘆したり、
勤務地なんだから親しみを持とうと意識してみたけれど、
やっぱり水色とピンクは受け入れられないということを
再確認したり、
平日の夜に史上最多動員。
鷹の祭典というイベントの威力をまざまざと見せつけられ、
率直な感嘆と妬ましさの入り混じる気持ちを発散させた、
川崎フロンターレに心からの快哉を叫んだり、
博多駅をサガン鳥栖にジャックされて
心の底からムカついたり。
領収書の宛名をサガンクロスと言われて、
宛名を書く腕が全く動こうとしなかったり。
ユースの試合で実現したダービーに勝利した
若蜂たちと、ダービーを勝つ味をともに味わったり。
そんな毎日の中で、
ダービーを戦いたい。
J2じゃなくてJ1で戦いたい。そして勝ちたい、
黙らせたいという思いは募るばかり。
試合の日になると、ピンクと水色のバスが
お店の前を通り過ぎていき、
試合後には、ピンクと水色の17番目の選手たちが、
祝勝会や反省会をするためにお店に訪れた。
お客様の気分は害したくないから、
結果は調べたうえで接客していた。
相手が鳥栖サポでも、サッカーの話をするのは楽しかったし、
お客様も嬉しそうだった。
ユニホームの色は受け入れられなくても、
Jリーグを愛する仲間たちが、自分の働いている店を、
愛するチームの色で彩ってくれる光景は、
ずっと夢見ていたものだったから。
次の勤務地は熊本。
いつか、いや、今度こそ、福岡で、
アビスパを、サッカーを愛する仲間たちを、
心からおもてなしできるように。
サポーターとして、店主として、腕を磨いてきます。
佐賀県鳥栖市。
お世話になりました。
来年こそ、日本で一番アツいダービーを復活させます。
鳥栖市民アビスパサポーターという、
レアすぎるステータスが終了しました。
昨年の3月、新規オープンの鳥栖店への1か月レンタルを命じられ、
「鳥栖店に異動になったのでこれからはサガン鳥栖を応援しますwww」
何年もの間、エイプリルフールになるたびに言い続けていたネタが、
現実になってしまうという運命の悪戯。
職場は非常に良い環境だったものの、
市役所に行けば職員さんの下げているネームプレートの
ストラップの色が水色とピンクだったり、
市内には普通にラッピングバスが走っていたり、
スタッフとサッカーの話になると当然のようにサガン鳥栖の話になるし。
アビスパの仲間に「カッチャン今どこにいるの?」と聞かれ
「鳥栖です」と言うと、後ずさりされたり(笑)
アウェイの街に生きるってこういうことか、と
苦笑いを浮かべる日々。
1か月レンタルのはずが完全移籍となり、気づけばそこで店長へ。
毎日、鳥栖のフラッグや幟を目にする苦行の日常のなかで、
サガン鳥栖の鬼トレで有名になった朝日山を、
実際に走ってみてプロ選手の体力に驚嘆したり、
勤務地なんだから親しみを持とうと意識してみたけれど、
やっぱり水色とピンクは受け入れられないということを
再確認したり、
平日の夜に史上最多動員。
鷹の祭典というイベントの威力をまざまざと見せつけられ、
率直な感嘆と妬ましさの入り混じる気持ちを発散させた、
川崎フロンターレに心からの快哉を叫んだり、
博多駅をサガン鳥栖にジャックされて
心の底からムカついたり。
領収書の宛名をサガンクロスと言われて、
宛名を書く腕が全く動こうとしなかったり。
ユースの試合で実現したダービーに勝利した
若蜂たちと、ダービーを勝つ味をともに味わったり。
そんな毎日の中で、
ダービーを戦いたい。
J2じゃなくてJ1で戦いたい。そして勝ちたい、
黙らせたいという思いは募るばかり。
試合の日になると、ピンクと水色のバスが
お店の前を通り過ぎていき、
試合後には、ピンクと水色の17番目の選手たちが、
祝勝会や反省会をするためにお店に訪れた。
お客様の気分は害したくないから、
結果は調べたうえで接客していた。
相手が鳥栖サポでも、サッカーの話をするのは楽しかったし、
お客様も嬉しそうだった。
ユニホームの色は受け入れられなくても、
Jリーグを愛する仲間たちが、自分の働いている店を、
愛するチームの色で彩ってくれる光景は、
ずっと夢見ていたものだったから。
次の勤務地は熊本。
いつか、いや、今度こそ、福岡で、
アビスパを、サッカーを愛する仲間たちを、
心からおもてなしできるように。
サポーターとして、店主として、腕を磨いてきます。
佐賀県鳥栖市。
お世話になりました。
来年こそ、日本で一番アツいダービーを復活させます。