県民総合運動公園スポーツ広場にやってきました。
県下サッカー大会(熊本県の新人戦)3回戦、
必由館vs熊本学園大付属(学付)。
10時キックオフに間に合わず、前半20分ごろに着いたら
スタンドはいっぱいだったのでゴール裏から見てました。
150人くらい見てたでしょうか。ハーフタイムには
お母さん方からお茶菓子が振る舞われていました。
学付は去年の県リーグ最終戦vs国府をちょっと見てて、
やってるサッカーに興味がありました。
選手権の準々決勝vsルーテルはものすごい試合だったみたい。
必由館は【ひつゆうかん】と読みます。
着いたときは対戦カードが分からず、ユニホームの
色から勝手にパレルモ呼ばわりしていました(笑)
読み方は試合中に親切なフォロワーさんに教えてもらいました。
あとで聞いたら、1回戦のスコアは38-0だったそうで。
ラグビーじゃないよね?
試合は学付がショートパスを多用するスタイルで、
最終ラインからビルドアップしてサイドに展開して
中に入れるという形を多用していました。
そんなスタイル、けっこう好きです。
必由館は7:3で攻め込まれなから、しっかり守って
カウンターにつなげようとする狙い。というか、
学付が押し込んでアタッキングサードまでは行くけど、
そこからの精度を欠いていたのと、必由館の体を張った
守備に阻まれて、0−0のままじりじりと時間が過ぎて。
必由館の監督はテクニカルエリアギリギリから選手に
指示を出して、選手は大きな声で返事をする。
学付のほうは終始静観。
残り10分になっても試合は動かず、PK戦突入か、
セットプレーか、何かの事故で必由館に1点入って
番狂わせが起きる、サッカーあるある発動パターンだなと、
次の試合のチームのアップを眺めながら
考えていた後半30分。
ついにというかようやくというか。
ペナちょっと前でボールを受けた10番がドリブルで
CBをかわし、GKと1対1に。冷静に流し込んで、
学付が先制!そのまま応援の部員のところにダイブ!
この状況でこのシーン。見ててゾクっとしました。
必由館は前からボールを取りに行き、ロングボールを
入れて追いつこうとするけれど、学付にコーナー付近で
ボールをキープされ、スキあらばカウンターを狙われ、
終了間際にはお手本のようなカウンターから10番に
2点目を突き刺され勝負あり。
学付が2-0で勝利をおさめ、準々決勝にコマを進めました。
最後はやられたものの、必由館の粘りは
お見事でした。
どっちもしんどい試合だったと思います。
両チームの新シーズンの成長を期待してます。お疲れ様でした。