Vファーレン長崎とアビスパ福岡。

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     全42節とマラソンみたいな今年のJ2も、次の試合が21節でちょうど折り返し。

    現在8位の我らがマリヤンアビスパ。

    今週はアウェイ。3位のVファーレン長崎と戦う。

    とうとう実現したVファーレン長崎vsアビスパ福岡。

    アビスパにとっても、Vファーレンにとっても、特別な気持を持って
    この一戦を楽しみに待っていた人が多いと思う。

    例えば有光亮太。

    アビスパを戦力外になった後、当時九州リーグだった長崎にやってきて、
    長い戦いの末にチームと一緒にJの舞台に戻ってきた男。

    誰よりも、この試合を待っていたと思う。

    出場機会には恵まれていないようだけど、ピッチで見たい。


    例えばVファーレン長崎のスタッフ。

    Jリーグを目指して九州リーグから地道に上を目指してきた。
    地域決勝で負けたり、スタジアムの問題でJリーグ昇格条件を満たせなかったり、
    クラブ消滅の危機は何度もあっただろう中で、乗り越えてJ2までたどり着いた。

    その過程で、もとアビスパの選手も数えきれないくらい、Vファーレン長崎の
    選手として歴史に名を刻んでいる。

    自分が諌早に住んでいた7ヶ月間、JFLの時はVファーレンという単語は
    ほとんど耳にしなかった。

    全てが変わったように思えたのは、ガンバ大阪戦。

    ガンバ特需に沸いて18000人が詰めかけたあの日以来。

    その次のホーム富山戦の観客が2000人だったのが、
    最近はコンスタントに5000人近くを集めるようになっている。

    諌早の街の事を考えたら驚異的。

    街の会話で、Vファーレンという単語がどんどん耳に入ってくるようになった。

    「勝つ」っていうのはこういうことなのか。

    勤務先に試合告知のチラシをいつも持ってきてくれていたボランティアの方の顔が、
    日に日に充実感を増していたのを思い出す。


    例えばとあるアビスパサポーター。

    まだニューウェーブ北九州やロッソ熊本が九州リーグに居た頃。
    自分に自信を与えてくれた2003年の諌早にJリーグを目指すチームが
    あると聞いて胸が躍った。

    アビスパサポーターとして時を重ねながら、横目でVファーレン長崎のことは
    気になっていた。

    2013年の諌早に戻ってきて、誰も想像していなかった快進撃。
    諌早の街にJリーグのある風景が急速に広がっていることが、嬉しくて仕方ない。

    そして迎えるバトルオブ九州。

    福岡ばっかりが目立つ九州において、
    大好きなサッカーで福岡に負ける事を受け入れる、
    そんなサポーターは九州には存在しないだろう。

    アビスパ福岡は最高でなくてはならない。

    倒し甲斐のある手ごわい選手と、最高に熱いサポーター。

    アビスパには絶対に負けられないと挑んでくる相手を前に、
    堂々と戦って勝ち切れるアビスパであって欲しい。

    転勤で5月に離れた諌早の街。

    その試合のスタンドに自分が居ない事は残念で仕方が無いけれど。

    6月29日18時、戦いの舞台は長崎県総合運動公園。

    ピッチとスタンドでさまざまな想いがぶつかり合って、
    最高の90分になることを、願ってやまない。

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