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J1昇格プレーオフ vs長崎 史上最大のバトルオブ九州。

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    キックオフ4時間半前。


    3分の1ほど埋まっていたレベスタ下の野球場に車を停め、
    待機列に向かう。顔なじみの仲間が、そこかしこに居る。
    待機列はすでにアビーくんふわふわを越えて、後ろには
    あっという間に待機列が伸びていく。


    11時。コレオグラフィーの準備のためにスタジアムに入る。
    一枚一枚、手分けして椅子の上に並べ、テープで貼っていく。
    作業が終わりふとアウェイ自由席を見ると、
    「向こう側」の8割ほどがアウェイサポーターに
    割り当てられていた。

    キックオフが、待ち遠しい。

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    J1昇格プレーオフ。

    J2リーグ戦3位から6位のクラブによる、
    J1昇格最後の椅子を懸けた決戦。

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    準決勝 アビスパ福岡(3位)vs Vファーレン長崎(6位)。

    リーグ戦を8連勝で終え、勝ち点82の磐田に得失点差で
    届かなかったアビスパ。
    J1昇格のための戦いは、あと2試合。

    リーグ戦で上位のクラブには、90分を終えて
    引き分けの場合は勝ち抜けというアドバンテージが与えられる。

    過去、そのルールによって様々なドラマが生まれ、
    プレーオフが導入された過去3年、
    3位のクラブが昇格を果たした例は無い。
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    3位アビスパは4位セレッソには15の、
    長崎には22の勝ち点差をつけているとはいえ、
    一発勝負には何が起こるか分からない。

    決戦の舞台、レベルファイブスタジアムは開門が30分早められ、
    スタンドは見る見るうちに埋まっていった。


    スタグル売り場も大賑わい。
    スタジアムは期待感と緊張感に満ちていた。

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    シーズン中の対戦はともに0-0。

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    17129名の観衆を集め、
    史上最大のバトルオブ九州が幕を開ける。


    博多の森のバックスタンドに、
    紺色の「J1」の文字が浮かび上がる。

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    アウェイ側スタンドを埋めた長崎からの戦士が、圧巻の光景を見せる。
    コレオをやりながら、素晴らしい、絶対に負けられないと気合が漲る。

    負傷明けの金森をベンチに置いたアビスパは
    3−6−1で臨み長崎とミラーゲームを展開。

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    左サイドを駆け上がる亀川のクロスが僅かに城後に合わない場面もあるなど、
    じりじりと長崎ゴールに迫るが、長崎はウェリントンを2人で挟みこみ、
    起点を作らせない。

    長崎は韓国代表経験のある1トップのイヨンジェに高い集中力で当たり、
    中村航輔を脅かす場面を作らせない。

    マイボールになった拍手が、ウルトラのチャントとシンクロし、
    レベスタの屋根に跳ね返る圧倒的な手拍子に化けて
    選手たちを後押しする。
    圧倒的な雰囲気。セットプレーの緊張感も跳ね返し、
    前半を0-0で折り返す。

    アビスパは無失点で抑えれば問題ない。
    長崎は点を必ず取らなければならない。

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    絶対にこのままでは終わらないと感じた後半。

    開始早々、末吉のFK。ウェリントンが頭で合わせる。
    長崎GK大久保がマウスからはじき出す。
    CK。末吉が右から上げる。ウェリントンが合わせる。
    長崎DFが弾く。

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    CK。末吉が左から低く早いボールをニアに上げる。
    胸で抑えたウェリントン。狭いスペースで右足を伸ばし、
    ボールをゴールに押し込んだ。

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    ネイビーが湧き上がる。
    ウェリントンに殺到する。
    J1への想いが爆発する。

    長崎は2点を奪わなければならなくなった。
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    押し込みたい長崎に対してアビスパは守りを固める。

    そして、

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    敵地に押し寄せたサポーターを背にしても、
    20歳の守護神は動じない。

    イヨンジェの決定的なシュートを弾き出し、
    大喝采を浴びる中村航輔。

    本当に頼りになる男だ。

    守りを固めるアビスパ。前線に上がると地鳴りが起こる。

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    酒井に代えて坂田を、中原秀人に代えてモイゼスを投入した井原正巳。
    アディショナルタイムが近づいて最後のカードを切る。



    キャプテンマークを中村北斗に託し、
    満場の城後コールを浴びてピッチを後にする城後寿。

    ピッチ脇に立つ背番号は7。
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    キングと交代したプリンス、金森健志が前線にエネルギーを送り込む。
    長崎の最後の攻撃に井原正巳は刃を突き付ける。

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    アディショナルタイム。
    FKを獲得してGK大久保が上がる。
    奇跡を願い、大久保に合わせたボールを
    奪ったウェリントンに、撃て!撃て!撃て!と大歓声が上がるが、
    冷静に時間を使った。

    いつも通りの戦い方を、いつも以上の力でやり切ったアビスパ。
    1-0で試合終了を告げる笛は、歓声でかき消された。

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    歓呼の声の響くピッチで広がる明と暗のコントラスト。

    歓喜と安堵の広がるスタジアムに
    「アビスパ福岡!」とコールが上がる。
    コールに気づいた選手たちが声のもとに駆け寄る。
    オレンジと青の一角は、めいいっぱいのアビスパ福岡コールを贈る。

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    スタジアムが大きな拍手と、高木琢也コールに包まれる。

    心が震えた。

    もし逆の立場だったら、同じようにエールを送ることが出来るだろうかと考えた。
    簡単な負けではない。立ち上がれないくらい打ちひしがれていたかもしれない。

    絶対に負けたくないライバルであり、
    九州でJリーグを盛り上げる仲間でもある長崎。
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    めいいっぱいの想いを受けたからには、
    絶対に勝たなければならないと、
    改めて心に誓った。

    史上最大のバトルオブ九州は、
    史上最高のバトルオブ九州だった。

    J1昇格プレーオフ決勝。
    相手はセレッソ大阪。

    あと1試合、本当にしびれる試合を、
    ワクワクとドキドキの入り混じる1週間が
    体験できる。こんな体験をできる、
    させてくれるアビスパに本当に感謝。
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    J1まであとひとつ。
    J1昇格の夢叶わずシーズンを終えていった18のクラブの無念を踏み越えて、
    夢叶わず散っていった想いへ敬意を持って、
    決戦の舞台、ヤンマースタジアム長居に乗り込もう。
     

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