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幸せな空間。レノファ山口後編

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    (前編のあらすじ)

    J3参入を目指す中国地方リーグのレノファ山口は、
    クラブ史上初のナイトゲーム開催で宿敵デッツォーラ島根を迎え撃つ。

    前半10分、18番中原の弾丸ミドルが飛び出し、レノファ山口が先制。

    多くの観客を飲み込んだスタジアムは、ホームの空気を創り出していた。

    サポーターに、山口市民に、レノファ山口は勝利を届ける事ができるのか?



    前半はメインスタンドで見ていたけど、ウズウズして移動してきた。

    後半。ゴール裏は盛り上がっていた。

    これまで大変な想いをたくさん乗り越えてきたであろうサポーター。
    このスタジアムのそこかしこから聞こえてくる会話で、何となく分かる。

    今日という日を、こんな光景を待ち望んでいたことを。



    芝生席は試合の間ずっとキッズエリアと化していた。
    転がって遊び、ときどき試合を見て、見よう見まねでバモって、
    飽きたらまた遊ぶ。

    最高の遊び場じゃないか。



    この日の入場者数は3759人と発表。もっとおったやろ?

    それにしても。

    あのどこにでもある鄙びた陸上競技場だった維新公園に、
    スポーツイベントなんてたまにある巨人戦くらいだった人口10万ちょっとの山口に、
    こんなにお客さんが訪れて、サッカーを見ている。
    地元のクラブを応援している。


    感慨深い。

    絶対に、勝って欲しい!

    勝ってこの幸せな光景を完成してほしい!!

    試合の方は島根に押され始める。

    10回やったら8回くらいは島根が勝つんだろう、きっと。

    レノファは追加点が欲しいけど、二つのゴールは判定によってノーゴール。

    島根の猛攻。凌ぐ山口。


    アディショナルタイムがなかなか終わらない。

    決められそうな気がする。早く終わってくれ。


    そしてタイムアップ!!1−0でレノファ山口の勝利!!

    デッツォーラ島根に3年ぶりに勝ったそうで、
    サポーターがみんな嬉しそうだった。

    本当に嬉しそうだった。

    最後まで守りきったのは、4000人近くの人が勝利を願う空気を
    創り出すことができたからだと思う。



    ヒーローインタビュー!

    多くの人にとって、忘れられない夜になったと思う。

    これからレノファに興味を持つ人もたくさん居ると思う。



    勝利のチャントはヤマザキ一番のテーマで「ヤマグチ一番」!!
    選手はラインダンスで一緒に喜ぶ!!

    熱い!レノファ山口のサポーター素晴らしい!


    ホーム最終戦セレモニー後、社長さんと監督がゴール裏へ。

    社長さんからは、J3参入に向けて、フロントも戦います!と宣言。
    監督には、サポーターからバースデーソングのプレゼント!!

    J3への道は簡単ではないけど、全社、地域決勝の過酷な戦いを、
    ぜひ勝ちぬいて欲しい。

    素晴らしい試合をありがとう。

    時間が合えば全社も応援に行くよ。

    そう思いながらスタジアムを後にしようとしていたそのとき・・・




    スタジアム正面玄関前は人で埋まっていた。

    何で?

    よく見ると、選手が玄関前でファンサービスをしていた。

    ユニホームに、子供のシャツにサインを入れて、記念写真を撮って、
    応援してくれる人たちと談笑する。

    同じような風景はこの1週間前、ラグビーのトップリーグでも目にしていた。
    そのとき出ていた選手は数名で、ファンは十数名ほどだった。

    チームは0-45で負けていた。


    プロではありえない光景なのかもしれない。

    地域リーグならではの風景なのかもしれない。

    負けたらこうはなっていなかったかもしれない。

    それでも、これだけの数の人が、「俺たちの街」のクラブの選手に会おうと、
    選手たちを取り囲んでいる。

    試合以上に、心から感動した空間だった。





    「写真いいですか?」と声をかけたら、快く応じてくれた。

    元アビスパ福岡、大山恭平。

    今日はゴールこそ無かったものの、1トップで最後まで戦っていた。
    今日は出番のなかった孫正倫とともに納得行くまでサッカーを続けてほしい。
    そして願わくば、レノファと一緒にステージを駆け上がって、
    レベルファイブスタジアムに戻ってきてほしい。

    有光亮太のように。





    山口県教員団が母体になってレノファ山口を名乗り、
    Jを目指すと聞いたとき、冗談だろ?と思った。
    国体終わったらチーム成り立つの?と。

    ほんとごめんなさい。

    この日覚えた感動と、地域に愛されるクラブになれる大きな可能性。

    浦和レッズにはなれなくても、松本山雅にはなれる。

    焦らず着実に、力をつけていってほしい。

    そしていつの日か、アビスパと同じステージで戦いたい。

    その日が来るまで、その日が来るように、応援するよ。


    素晴らしい一日をありがとう。

    コメント
    元選手だけど、たぶんJFLは苦労するよ、鹿島にいた山口生まれの選手は高い給料のタイに移籍、田中達也は新潟が気に入って帰らないし、中山元気以降はだれも帰らない、いまのチーム関係者はことごとく山口生まれの選手を呼び込めれない、結局国体や山口県の強化は大失敗、宮成さんは総括せずに逃げるように死んでいった。

    明治維新以降、有望な若者が新撰組に子孫を残さないで死にましたし、子孫がいても東京ばかり、田布施の政治家達はスポーツに無関心、企業も無関心、東京の材木関係会社にスポンサーしてもらうなんて永大サッカー部パート2だよ、また失敗しそう、あの威張りちらしのフロントじゃむり、ヤーマン宇部でJFLに地域からあがれば良かったなあ
    • 高杉
    • 2014/02/03 12:59 AM
    コメントありがとうございます。
    確認のしようが無いので、ご本人と信じてお返事いたします。

    レノファは個人的にはこれから相当苦労するとは
    思っていますし、高杉さんもおそらく相当なご苦労や、
    さまざまな想いをされてきたことはお察しいたします。

    ただ、これまで駄目だからこれからも駄目だろうと思う人ばかりだったら、いまだに日本のサッカーはマイナーなままだったし、サガン鳥栖は永遠にJ2だったと思いますが、将来を否定する必要がどこにあるのでしょうか?

    ご意見はさまざまあるでしょうし、過去のレノファを知らない
    のであまり言いたくはありませんが、故人に対しての発言は
    もう少し考えた方がいいと思いますがいかがでしょうか。


    • カッチャン
    • 2014/02/05 3:35 AM
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