山口にJ2がやって来た日。

0
    2000年の12月。
    サークルに協会から割り当てが来た。
    天皇杯の運営補助として出かけた会場は、
    維新公園陸上競技場。

    山口県代表の徳山大学と新潟県代表の
    アップルスポーツカレッジの対戦。
    ボールパーソンを担当してゴール裏から眺めた試合。

    徳山大学のゴールが目の前で決まり、観衆は
    少ないながらもスタジアムは歓喜の光景が広がった。

    DSC06461 (2).JPG

    それから15年の歳月が流れた2016年2月28日。
    明治安田生命J2リーグ開幕戦の観戦に、
    維新公園陸上競技場を訪れた。

    DSC06488 (2).JPG
    DSC06487 (2).JPG

    対戦カードは、レノファ山口vsファジアーノ岡山。

    DSC06470 (2).JPG
    DSC06699 (2).JPG
    DSC06754 (2).JPG
    DSC06818 (2).JPG

    ホームのゴール裏はオレンジが染め尽くし、
    岡山からやって来たサポーターがアウェイゴール裏を埋め、
    素晴らしい雰囲気で開幕の笛が響く。

    キックオフの歓声から5分後。

    DSC06503 (2).JPG
    右サイドを突破したレノファが
    島屋のゴールでスタジアムを熱狂に包み込む。

    J3を席巻したスタイルそのままに攻撃を
    繰り広げるレノファ。スタジアムの雰囲気が
    それを後押し、イケイケの空気が維新公園に
    充満する。

    DSC06785 (3).JPG
    対する岡山も岩国出身の岩政が最終ラインに君臨し、
    五輪予選で大活躍した矢島、豊川の二人も奮闘して
    山口の勢いを押し返す。

    1-0で折り返した後半の7分。

    DSC06516 (2).JPG
    CKを跳ね返されてこぼれてきたボールを、
    岡山の10番が豪快に叩き込み、岡山が同点に追いつく。

    時間を追うごとに、勝利を求める選手と
    サポーターのボルテージは上がっていき、
    11308人の歓声とため息がピッチに響く。

    そして試合終了間際。

    DSC06993 (2).JPG

    抜け出した星がGKと一対一になる。
    スタジアムが瞬時に沸き立つ。
    しかしここは岡山のGK中林が一枚上手。

    試合はこのまま1-1で終了し、
    互いに勝ち点1を分け合った。

    DSC07063 (2).JPG

    バックスタンドで維新公園のあちこちを眺めながら、
    1万人を超えた観衆、アウェイを埋めるサポーター、
    人でごった返すスタグルエリア、プレーの
    ひとつひとつに起こるどよめき、ざわめき。

    そんな光景に、3年間レノファを見てきた者の
    1人として、大きな感激を覚えた。



    国体のためにリニューアルされた維新公園を
    初めて訪れたのは、2013年の9月。
    地域リーグで戦うレノファはJ3創立という風を掴んだ。



    地域の盛り上がりを作り、全社予選という
    蜘蛛の糸を優勝という結果でよじ登り、
    JFL、J3ごとに昇格する過程で
    上野監督とともにチームを作り上げてきた。



    クラブの運命を分けた全社の準々決勝、
    平日の島原に20名以上集結したサポーターたちも、
    スタジアムを訪れるごとにゴール裏の人数と、
    レンジの数を増やしていった。


    J2開幕から3か月近く経つ現在、築き上げてきた
    スタイルを発揮して3位に立ち、6000名を超える
    平均観客数を記録している。

    試合後には、仕事を終えた選手たちを多くの人が待っていて、
    サインをもらい、一緒に写真を撮り、談笑している。

    DSC06467 (2).JPG
    DSC06478 (2).JPG

    15年前には想像すらできなかった、Jリーグのある光景。

    山口の土地に根付きつつあるオレンジの彩りが、
    これからも、もっともっと拡がっていきますように。
     

    レノファ山口J2への道 11月3日vs藤枝MYFCより

    0
      DSC04384 (2).JPG
      樹々も色づいてきた11月の山口。
      維新公園陸上競技場は賑わいを見せていた。
      DSC04513 (2).JPG
      DSC04612 (2).JPG
      DSC04616 (2).JPG
      明治安田生命J3第36節、レノファ山口vs藤枝MYFC。
      レノファ山口はJ3加入初年度から大量得点を重ねリーグを席巻。
      J2ライセンスを獲得して、J2加入を確実視されていたが、
      第3クールに入るとチームの勝ち点が伸びなくなり、
      2位のFC町田ゼルビアが猛烈に追い上げてきた。
      先に試合を終えている町田に勝ち点で並ばれたレノファ。
      11位に沈む藤枝を相手に、是が非でも勝利が欲しい一戦となる。

      DSC04387 (2).JPG
      DSC04391 (2).JPG
      スタグルを食べてエネルギー補充。


      DSC04404 (2).JPG
      DSC04508 (2).JPG
      DSC04510 (2).JPG

      半年ぶりの維新公園。見渡してみると、ゴール裏は芝生エリアまでいっぱいになり、
      メインのホーム側もいっぱいの声援。バックスタンドもずいぶん観客が増えている。
      DSC04642 (2).JPG
      DSC04716 (2).JPG
      DSC04658 (2).JPG
      素晴らしい雰囲気のなかでキックオフの笛が鳴る。
      テンポよくパスを繋ぎ、ゴールに迫るは藤枝。
      ボールホルダーへの寄せが早く、奪い取ったボールは少ないタッチで回し
      レノファにリズムを作らせない。
      DSC04700 (2).JPG
      あれ?レノファどうしたの?と思っている間に
      藤枝の9番大石が簡単に中に侵入。
      スルーパスを受けてあっさりと先制のゴールを挙げる。
      DSC04734 (2).JPG
      レノファはボールを持ってもタッチ数をかけさせられ、
      パスコースが作れずにサイドからドリブルで仕掛けては絡めとられ、
      奪われては無茶な寄せでファウルを取られ、決定機すら作れずに前半を終える。

      ハーフタイム。

      これはまずい、ひどいという声が聞こえてくる。
      プレッシャーなのか、
      欠場している44番庄司の影響なのか。

      ここを乗り越えてこそ、
      J2の温かく、過酷な世界へと這い上がることはできない。
      DSC04479 (2).JPG
      6700人近く入ったサポーターの声援に向かってレノファの反撃が始まる。

      しかし、レノファのリズムも改善されないがそれ以上に
      藤枝の展開するサッカーが素晴らしい。
      レノファのパスコースを寸断し、テンポよくゴールに迫る藤枝。

      なぜ11位に沈んでいるんだ。
      DSC04839 (2).JPG
      60分、64分とゴールを陥れられ、0-3。
      一瞬スタジアムが静まり返る。

      すぐに声援が大きくなる。
      取り返そうと選手たちは前へ前へと進み続ける。
      DSC04679 (2).JPG
      ゴールが揺れたのは86分。
      右SBの小池が駆け上がり右足を振りぬく。

      0-3からの大逆転を信じヒートアップするサポーター。
      4分が掲示されたアディショナルタイム。
      ペナルティエリアで抜け出した岸田がGKに倒される。
      DSC04874 (2).JPG
      DSC04888 (2).JPG
      GKは一発レッド。控えGKの準備に手間取り少し時間が空いて迎えたPKを
      J3得点王の岸田がきっちり決めて2-3。
      DSC04898 (2).JPG

      時すでに90+5分。
      ミラクルには届かず、試合終了の笛が鳴った。
      DSC04903 (2).JPG

      DSC04908 (2).JPG
      DSC04914 (2).JPG
      3-2で藤枝の勝利。
      テンポの良いパス回しと素早い寄せでレノファのパスコースを消し、
      リズムを完全に狂わせた。お見事でした。

      DSC04922 (2).JPG
      DSC04465 (2).JPG
      快進撃を見せていた頃とは違う姿を見せてしまったレノファ。
      しかし絶望的な状況から何とかしようとする姿は見せた。
      サポーターは拍手と声援で選手たちを迎えた。

      DSC04949 (2).JPG
      夕日に照らされる人々の姿。
      毎試合後行われる出待ち。選手たちが出てきたら子供たちは口々に
      「サインください」と一生懸命に呼びかける。選手たちはサインに、
      写真撮影に気さくに応じ、会話をかわす。
      レノファを初めて見た日と変わらない光景。カテゴリーが変わっても、
      たとえ負け続ける日が続いたとしても、無くなって欲しくない光景。
      DSC04567 (2).JPG
      選手たちは山口という土地の、子供たちのヒーローで、
      山口にレノファがある限り、きっと続いていくだろうと感じた。



      入場無料、初のナイトゲームに集まった3700人の観衆と、
      宿敵を打ち倒して示して大きな可能性を感じたあの日から、わずか2年。

      DSC04431 (2).JPG
      確実にレノファのオレンジは山口の街を鮮やかに彩っている。
      もうひとつ上のステージで、さらに強烈な個性を持つJ2の猛者と
      しのぎを削り合うレノファが見たい。

      DSC04527 (2).JPG
      この後2試合を戦い、1勝1分けで最終節を迎える。
      2位町田との勝ち点差は0。

      アウェイ鳥取に乗り込むレノファの選手とサポーターたちが、
      最高の結果を掴み取ることを願っている。
       

      在りし日のJ3。レノファ山口J3編。

      0
        DSC04296.JPG
        関門海峡を越えて、山口へ。

        明治安田生命J3リーグ第17節、
        レノファ山口vsYSCC横浜。

        初めて訪れたあの日以来の、維新公園。
        DSC04310 (2).JPG
        DSC04416 (2).JPG
        あれから2シーズン。

        地域リーグで3位に終わったレノファは、
        JFLを1年で通過して、J3昇格初年度で首位を快走。


        ゴール裏は、2年前と比較すると数倍のサポーター。

        色とりどりのオレンジが、歌い、手を叩き、
        旗を振り、声援を送る。
        DSC04337 (2).JPG
        DSC04338 (2).JPG
        DSC04346 (2).JPG
        3722人の観衆の後押しを受けた
        レノファの11人は、開始直後の時間帯を凌ぐと
        YSCCを圧倒する。
        DSC04462 (2).JPG
        9分に鳥養が
        25分に小塚が
        43分に原口がゴールを奪い、
        前半で試合の行方を決めてしまう。
        DSC04386 (2).JPG

        DSC04459 (2).JPG
        後半に入っても、ピッチ上も、スタンドも緩まない。

        選手たちは忠実にプレスをかけ、
        奪ったボールを前に当て、落とし、大きく空いたサイドに展開し、
        中へクロスを入れ相手守備陣をかき乱す。


        DSC04553 (2).JPG
        55分に原口が
        78分に岸田が
        83分に島屋が

        サポーターに向かってゴールを叩き込む。

        PKによる1失点はあったものの、
        相手の決定機逸にも助けられ、
        DSC04698 (2).JPG
        DSC04702 (2).JPG
        DSC04743 (2).JPG
        DSC04757 (2).JPG
        6-1でオレンジの祝祭は幕を閉じた。


        試合後。

        DSC04769 (2).JPG
        選手たちとサポーターの時間。

        ずっと無くなって欲しくない、
        幸せな空間がそこには変わらずに存在していた。


        DSC04772 (2).JPG
        アビスパユースOBの菊本侑希選手。山口県出身。

        今日は数分しか出番は無かったけれど、
        福岡で沢山の人が応援している。
        「勇太や拓くんによろしく伝えてください」と告げられた。
        オレンジを纏い、アビスパと同じステージに立つことも、
        ネイビーを纏い、博多の森に帰ってくることも、
        浦選手ともども、待っている。


        スタジアムをあとにして、湯田温泉街、長州屋。
        飲み会やるので来ませんか?と誘われ、行ってみると・・・

        レノファサポーター、ヤマグチスタの皆さん、
        そして、横浜からやって来たYSCCサポーターの皆さん、

        店主のご厚意で獺祭まで出して頂き、宴は盛り上がった。



        J2ライセンス申請を目指すことを公表したレノファ山口。
        DSC04448 (2).JPG
        「俺たちとともにJ2へ行こう」と歌うその歌が、
        本当に来年には「J1へ行こう」と歌うことになるかもしれない。

        もしアビスパと同じカテゴリーになったら、
        そのときはオレンジに染まるゴール裏の反対側で、
        あなたたちをぶっ倒すために全力で応援する。

        DSC04321.JPG
        そんな日は何年も先のことだと思っていた。


        早く来てほしいような、あまり来てほしくないような。
        さっさとJ1に避難しなければと、本末転倒なことを考える(笑)

        DSC04457 (2).JPG
        今日一つだけ言えることは、
        Jリーグのある賑やかな光景が広がる湯田温泉の一角に
        居た人たちは、みんな楽しかっただろうなということ。

        DSC04775.JPG

        そんなハッピーな一日のことを、いまは忘れずにいようと思う。
         

        calendar
              1
        2345678
        9101112131415
        16171819202122
        23242526272829
        30      
        << April 2017 >>
        jio

        ジオターゲティング
        よかったらクリックお願いします^^
        にほんブログ村 サッカーブログへ
        にほんブログ村
        ランキング参加中。
        にほんブログ村 サッカーブログ アビスパ福岡へ
        にほんブログ村
        ユースサッカー応援宣言。
        にほんブログ村 サッカーブログ ユース世代へ
        にほんブログ村
        キリ番踏んだら教えてください^^
        ブログパーツUL5
        selected entries
        categories
        archives
        recent comment
        recommend
        links
        profile
        search this site.
        others
        mobile
        qrcode
        powered
        無料ブログ作成サービス JUGEM